長野県の扇沢駅と富山県の立山駅を結ぶ交通路を立山黒部アルペンルートと呼びます。立山の自然、黒部ダム、トロリーバス等の乗り物といった様々なタイプの見所、楽しみ方を備えています。運がよければ、雷鳥、オコジョ等の珍しい動物を見ることもできます。また、立山信仰と黒部ダムの歴史は非常に興味深いです。今回の旅のルートを標高マップと合わせてご覧ください。
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新宿駅からAM7時発のスーパーあずさ1号に乗車し、12時前に立山黒部アルペンルートの長野県側の入り口駅である扇沢駅に到着します。扇沢駅から室堂駅までは、日本唯一のトロリーバスをはじめ、ケーブルカー、ロープウェイなど多種多様な交通機関を乗り継ぎます。黒部ダムは、その壮大さに驚かされますが、それ以上に完成までの成り立ちに感動しました。室堂駅は、標高2,450mにあり日本最高地点の鉄道駅です。室堂から見た立山やミクリガ池等の景色は色彩豊かで美しく、ダムとは違う自然の壮大さを感じました。
(経路:扇沢駅 → 黒部ダム駅 → 黒部湖駅 → 黒部平駅 → 大観峰駅 → 室堂駅)
(標高:1,433m → 1,470m → 1,455m → 1,828m → 2,316m → 2,450m)
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ここからは富山市方面への下りとなります。室堂駅から美女平駅まで高原バスに乗車し、そこからケーブルカーに乗り継ぎ、富山県側の入り口である立山駅に到着します。扇沢駅から室堂までの道のりと比べると、非常にあっという間でした。途中、弥陀ヶ原で途中下車し、ラムサール条約にも登録された世界的にも貴重な自然を堪能しました。湿原では紅葉を間近に控えた植物たちにたくさん出会えました。
その後再び高原バスに乗り込んだのですが、運転手さんが「雷鳥!」と言って、バスを停車してくれました。すぐさま辺りを探したのですが、残念ながら雷鳥の姿を見ることはできませんでした。高山バスは、高山帯から亜高山帯を通過し、立山の自然の豊かさ、立山信仰等について紹介、解説してもらえます。
(経路:室堂駅 → 美女平駅 → 立山駅)
(標高:2,450m → 977m → 475m)
本マップはArcGIS Onlineの「マップツアー」というマップテンプレートを利用し作成しています。写真と撮影した位置情報をExcel表にまとめるだけで簡単に作成できます。旅の思い出をストーリーマップで共有してみてください。